そんな、もんだよ。



月の明かりが夜空を照らす

黒いカーテンに包まれたこの空間から 見える景色は ただの結晶

光のさす部屋へ目を向ければ そこには 絶え間ない想い出の数々

あんなに遠い世界から こんなに近い世界へ誘ったのは 一体どこから

不幸を背負う ちっぽけで安いプライドは いつしか何時ぞやへと誘う

満点の星々を眺めた なんてない家の門からは いつも流れ星は流れず

鏤めた星は 今日も地球を照らす

知らない? 星っていうのは 幾光年先から光を照らしているの

その軌跡を喜んで 今を見据える


きっと答えはこの空気の中にある つまらないなんて言わない その光景

矛盾の裏に立つその花々に 私は今日も 想いを連ねる